自衛官と出会うには?恋愛から結婚の見極め方もご紹介!

皆様、こんにちは。

 

まだ具体的に婚活はしてないけど結婚に興味がある方や、実際に婚活中の方などの中には「自衛官」と結婚する事をお考えの方もいらっしゃると思います。

特に結婚相手として自衛官をお考えの方は

  • 経済的安定性
  • 守ってくれそう
  • かっこいい

などのイメージがあるかも知れません。

 

ただ、自分の人生を左右する【結婚】ですので、色々情報を集めて、慎重に考えたいところですよね。

 

そんな方の為に、実際に自衛隊員として勤務し、退職後に営業職についた為、自衛官本人やその奥様と関わってきた私が経験した事を元に、男性自衛官と出会う方法や結婚までに至る過程を正直にお伝えしていきたいと思います。

  • 自衛官と結婚することのメリット・デメリット
  • 自衛官と出会う方法
  • 自衛官との恋愛から結婚を考える見極め方は?
  • まとめ

の順にお伝えしていきます!

自衛官と結婚することのメリット・デメリット

自衛官と出会う行動を起こす前に、先ずは一般的に考えられている自衛官と結婚することのメリットとデメリットと実際の経験から分かる実態をお伝えしていきます。

 

メリット

  • 経済的安定性
  • 休日が多い
  • 福利厚生がしっかりしている
  • 浮気の心配が少ない

 

①経済的安定性

やはり自衛隊は公務員ですので、一番のメリットとしては、経済的安定性が挙げられるでしょう。

給料については、一般的なサラリーマンの収入をベースに決められますので、長い目で見れば若干上がったり下がったりはあります(基本的に日本経済が長期的に低迷していますので下がっていっています)。

 

一般の会社の様に倒産することは無いですし、余程の不祥事を起こさない限り、解雇される事もないので、経済的安定性は間違い無いです。

 

今の日本社会では終身雇用が崩れつつありますが、公務員については余程の事が無い限り定年まで勤務する事が出来ます。

そして、定年まで働いて、定年後は年金を貰いつつ余生を楽しむという人生設計に近い人生を送れる事は確かです(実際は定年後から年金受給まで数年期間がありますが)。

 

 

②休日が多い

こちらも公務員ですので、平日は夕方5時には仕事が終わり、土日祝日や夏休み・冬休みなどの長期休暇は、一般の会社よりはしっかりあります。

ただ、現実の現場レベルでは、色々役職がついてくる30代以降は(特に事務仕事をある役職)平日でも夜遅くまで仕事をするケースもあります(サービス残業)。

 

実際の部隊レベルでは、根本的に人数が足りていませんので、土日に仕事をしても代休を取れない事もありますし、有給休暇は制度上はありますが、個人的には、まともに有給休暇を取っている隊員は見たことがありません。

 

 

③福利厚生がしっかりしている

福利厚生に関しては、流石に公務員ですので、かなり厚いサービスがあります。

各種保険から、家・車、その他色々な物が割引で加入・購入できます。

 

特に自衛隊では、安く住める場所(官舎)がありますので(無料で住める所もあります)、家庭の出費を抑えるという面では、非常に助かるでしょう。

ただ、官舎には幹部も住んでいるので、奥様には関係の無いはずの見えない階級を感じて、入りたく無い奥様は多いと思います。

 

その他にも、多くの企業でも提携している株式会社ベネフィット・ワンが運営する「ベネフィットステーション」が利用できますので、かなり幅広いサービスを利用する事ができます。

 

 

④浮気の心配が少ない

これについては、誤解です。

自衛隊だからといって、全員真面目な訳も無く、ヤンチャな隊員もそれなりにいますので、自衛官だからと言うよりも、その人個人の人間性として、浮気をする人はする、しない人はしない、と認識しておきましょう。

 

実際、まだ結婚していない恋愛中だったりすると、独身の自衛官は自衛隊の敷地内で営内生活をしていて、部外者は入れませんし、演習訓練で演習場に入っていれば、部外者と会うことも無いので、浮気の心配が無い様に感じますが、「この期間に演習に行く」と言って、実際は行っていなかったり、数ヶ月の教育期間で別の駐屯地に赴任している間に浮気をしている事もあります(事実)。

 

という事で、浮気に関しては、【自衛隊だから浮気はしない】という認識は捨てましょう(むしろ一般人には分からない活動もあり、浮気しやすい面もあります)

 

 

デメリット

それでは、デメリットの方も見ていきましょう。

  • 転勤がある
  • 予期せぬ長期出張がある
  • 定年が早い

 

①転勤がある

自衛官という職業にとって、最大のネックは転勤があるという事ではないでしょうか。

これについては、妻帯者かどうかには関係無く、誰でも転勤は必須になって、一度も転勤しない隊員はいません。

 

ただ、その時々のご時世や防衛省の方針によって、若干内容が異なります。

以前は、同じ駐屯地内や近くの部隊への転勤で済んでいた時代もありましたが、今は、少なくとも一度はかなり遠くの部隊への転勤が義務付けられています。

 

ほとんどの隊員が30代〜40代くらいになると結婚して家を買うケースが多いですが、その後単身赴任する様になる事が普通です。

 

その為、自衛隊に入隊後に、将来の事を考えて、遠くに転勤する事がない市役所や警察・消防などの地方公務員(自衛隊は特別国家公務員)に職業を変更する隊員も私が知っているだけでも4~5人います。

 

 

②予期せぬ長期出張がある

自衛隊には、災害派遣や各種教育、PKOなど長期で出張するケースがあります。

しかもほとんど急に知らされる事が多いので、家族を持っていると、家族で引っ越す方がいいのか、単身赴任した方がいいのか迷ってしまうケースもありますので、予め自衛官には急な移動があるという認識を持っておいた方が良いでしょう。

 

特に仕事が出来るタイプの隊員がその役割を担う事が多いのも一つの特徴ですが、転勤する場所によって、手当も変わってきますので、金銭面も含めて、その時にどうするか想定しておくべきです。

 

 

③定年が早い

自衛隊では、階級にもよりますが、早ければ53歳には定年になります。

その後年金を受け取るのは、65歳からになりますので、定年してから年金をもらうまでの間は、一旦どこかに就職することが普通です(もちろん奥様の収入や家庭の資産状況によっては、特に働かない方もいます)。

 

ほとんどの隊員は、自衛隊の斡旋で一般企業に就職しますが、自衛隊時代の給料からかなり低い給料になることがほとんどですので、その辺りも計算しておいた方が良いでしょう。

 

一昔前は、自衛隊では資格が色々取れるから食いっぱぐれがないと言われていた時代がありましたが、自衛隊でも色々資格が取れる隊員は、一部の職種に限られていて、ほとんどの隊員は資格が取れませんし、自衛隊で取れる資格を保有していても、今の時代はそれほど高給を貰える仕事は無いのが現状です。

 

 

という事で、一般的に考えられている自衛官と結婚することのメリットとデメリットと実際の現状は以上の様になりますが、もう一つ意外と知られていない様ですが、自衛隊に就職すると誰でも定年まで勤務出来る訳では無いという事です。

 

自衛隊に入隊すると一部例外はありますが、階級が2士から始まって、1士→士長→3曹→2曹→1曹→曹長→准尉→幹部〜と上がっていき、士長までは誰でも入隊から1年8ヶ月経てばなります。

だたそこから昇任試験を受けて合格し、3曹にならなければ定年まで勤務することは出来ません(実はこの壁が高い!)

 

自衛隊入隊時に3曹まで昇進がほぼ確定している「一般曹候補生」での入隊方法もありますが、最も多い入隊方法の、2年を任期とした任期制自衛官である「自衛官候補生」だと、かなり優秀な人材でないと3曹まで昇進出来ません(部隊にもよりますが、体感だと30人に1人程度)。

 

それを踏まえつつ、実際に自衛官を出会う方法をご紹介していきます。

 

 

 

自衛隊と出会う方法

自衛官と出会う方法も時代によって変わってきていますが、出会う方法としては、

  • 合コン
  • 知人の紹介
  • ナンパ
  • 婚活パーティー
  • マッチングアプリ

などになりますが、それぞれの特徴を見ていくと

 

①合コン

個人的な経験ですと、自衛隊の中でも合コン好きがいますので、そんな隊員と知り合いですといつでも合コンは出来るイメージがあります。

やはり自衛隊は、独身男性が多いので、誰か自衛官と知り合いの方がいらっしゃれば、比較的合コンで出会う機会は簡単ではないでしょうか。

 

逆に元々どこにも自衛官との繋がりがなければ難しい出会い方ではあります。

 

 

②知人の紹介

こちらはほとんど合コンでの知り合い方と変わりませんが、合コンよりも真剣味が増す意味合いが強いです。

複数で開かれる合コンよりも紹介者と合わせて2対2で会うケースになると、紹介する方もされる方も適当な人選がしづらいので、真剣にお考えの方にはお勧めの出会い方です。

 

ただこちらも、そもそも自衛官の知り合いがいなければ紹介もありませんので、限られた出会い方になります。

 

 

③ナンパ

一般的な自衛官のイメージからすれば、【硬派で真面目】になるかも知れませんが、あれだけ人数がいれば、軽いタイプもいます(髪型が基本的に短髪ですのでチャラそうには見えませんが)。

 

お互いの相性にもよりますが、やはりナンパでの出会いは自衛官かどうかは関係無く、軽いものですので、お勧めは出来ませんし、ナンパしてきた人物がたまたま自衛官だったというパターンでしかありませんので、狙って出来る事でもありません。

 

 

④婚活パーティー

こちらに関しては、婚活パーティーを主催する会社もありますし、自衛隊内の任意団体が主催をして、駐屯地内で開催するパーティーもあったりします。

 

こちらに関しては、比較的結婚を意識した隊員が多いですが、参加者全員がそうだとは限りませんので、その辺りは少し頭に入れておきましょう。

それでも自衛隊内で行われるパーティーは、参加する隊員も適当な事は出来ないので、信用度は高目です。

 

 

④マッチングアプリ

個人的にはマッチングアプリを使用した経験はありませんが、かなり一般的な出会い方になってきたとは言え、ナンパの次に軽いイメージはあります。

マッチングアプリでの出会いに関しては、アプリによって信用度が違いますが、出会うきっかけにはなりますので、そこからの相性によっては、結婚まで至る可能性もなくは無いでしょう。

 

個人的な印象としては、第一段階としてマッチングアプリに「自衛官」として登録しているなら、遊びでは無いかも知れません(公務員の立場では無責任な事出来ないという意思が働く為)。

ある意味ハードルの低さを考えると、結婚までは考えなくても、どんなものかお試しで出来る点は使い勝手が良さそうです。

 

 

 

自衛官との恋愛から結婚を考える見極め方は?

さて、自衛官との出会いから恋愛まで進んだ後、結婚を決意するかどうか見極める方法ですが、あなたが自衛官との結婚に何を求めるのかによって、タイプが変わってきます。

 

究極の2択

  1. お金
  2. 愛情

もちろんどちらか一方しか求めないという訳では無く、どちらに比重を置いているかで、結婚すべき相手のタイプが決まります。

 

①お金

自衛官との結婚で、経済的安定を第一に求める方であれば、どちらかと言えば、あまりマメでなかったり、口数も少なかったりしたとしても真面目なタイプを選ぶべきだと思います。

 

もちろんその他にも好みはあると思いますが、とにかく定年まで問題を起こさずに勤められる堅実な性格の隊員を選びましょう。

それでも何事も無い、全く平な人生などありませんので、多少の波風はありますが、第一優先事項を忘れなければ、きっと上手くいきます。

 

その中で、特に私が強くお伝えしておきたいポイントはこちらです。

 

私も自衛隊を退職して、一般の社会生活をする様になって痛感しましたが、自衛官はどうしても自衛隊内の限られたコミュニティでの生活で、良くも悪くも一般的な常識が欠如しているケースが多いです。

もし自衛官と結婚する事になった場合、きっと実感する日が来ると思いますが、事前に知っておくことで、ショックは和らぐでしょう。

 

 

②愛情

とても大事な事ですが、相手の事が好きになり、ずっと一緒に居たいという気持ち。

これは自衛官に限らず、一般的な恋愛でも同じですが、冷静になって考える時間を持って判断するしかないでしょう。

 

ただ、例えば見た目や恋愛中のマメさなどを理由に結婚まで至ってしまうと、結婚生活は上手く行かないことが予想されます

 

一般的に話し上手でマメな男性はモテますが、結局いろんな人にモテてしまうので、「浮気離婚」のパターンがあり得ます(恋愛中に経験する可能性も高いです)。

特に自衛官でそれに当てはまってしまうと、一般社会人よりも危険性は大きいです。

なぜなら、前章でもお伝えした様に、必ず発生する「会えない期間」が、演習や災害派遣など自衛隊特有の理由で会えないのか、本当は違う理由で会えないのかが分からないからです!

 

それを覚悟して、計算の内であれば問題ありませんが、上手くいかなかったケースを嫌というほど見てきた私としては、自衛官と付き合うのであれば、出来る事なら他の自衛官とも友達になったりして、自分なりの情報源を確保する事をお勧めします。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は、『自衛官と出会うには?恋愛から結婚の見極め方もご紹介』と題しまして、お伝えしてきました。

 

一昔前と比べて、自衛隊に対する印象も良くなり、自衛官と出会う方法も多くなりました。

 

自衛官に対して高い評価をされている方には申し訳ありませんが、個人的な印象としては、一般社会よりも自衛隊での離婚率が高い印象があります。

ただそれはきっと、自衛官に対する印象と実際の自衛官とのギャップがあるからなのではないかと思います。

 

ほとんどの自衛官は、日々のストレスもありながら、忍耐強く職務を遂行していますし、そんな日々頑張っている自衛官や、自衛官との結婚を考えている方が、この記事を参考にして頂いて、幸せな人生を歩んでいって頂ければ幸いです。

いつもありがとうございます

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